神戸市中央区の動物病院 ひらやま動物病院です。

ひらやま動物病院は神戸市中央区の犬・猫のための動物病院です。

〒651-0062 兵庫県神戸市中央区坂口通4丁目2-21


TEL.
078-221-3711 専用駐車場3台有
2016年

フィラリア検査って何のため?

最近かなり暖かくなってきましたね。 暖かくなるといえば、ワンちゃんたちは5月初めからフィラリアの予防がはじまっています。 毎月一回お薬を飲ませてフィラリアを予防しましょう。感染すると命にかかわるとても恐ろしい病気です。

皆さんはフィラリア予防薬を飲ませる前にワンちゃんの血液検査が必要なのを知っていらっしゃると思います。 フィラリアは蚊が運んでくる寄生虫です。ヒトでいうサナダムシやぎょう虫のように腸の中に寄生するのではなく、 心臓の中に寄生します。その結果、心臓病と同様の症状を引き起こし、放置するとワンちゃんが死に至ります。

もし、フィラリアに感染したワンちゃんがそのことを知らずにフィラリア予防薬を飲むとどうなってしまうのでしょう? フィラリアの成虫は血液中に幼虫(ミクロフィラリア)を産みます。そのミクロフィラリアが大量にいる時に予防薬を飲むと、 ミクロフィラリアが急に大量に死滅します。その結果、死滅した虫体による有害反応が起きてしまいます。

そういうわけで、1年に一回のフィラリア検査が必要なんです。

ちなみに、皆さんは「忠犬ハチ公」をご存知ですか?渋谷の駅前で飼い主の帰りを待ち続けたというお話が有名です。実はハチ公の死因の一つは慢性犬糸状虫(フィラリア)症でした。現在でも東京大学の農学資料館で実物を見ることができます。今も昔も恐ろしい病気ですね。

ワンちゃんを恐ろしい寄生虫から守りましょう。

動物取扱責任者研修へ

先日、神戸市の動物取扱責任者研修を受けてきました。

ペットホテルやトリミングなどの動物を取り扱う施設には必ず動物取扱責任者をおいて、動物たちの健康・衛生管理をしっかり行うための研修を1年に1回受講することが必要になります。

動物病院の他にもペットシッターや訓練業のほか、猫カフェにも必要なんですよ。

そして受講する内容は動物愛護や人獣共通伝染病の衛生管理などのほか、

今年は「動物の心の健康の管理」といったお話がありました。

そこで教えていただいたお話です。

子ネコは生後9週目までを社会化期といい、様々な刺激(人、ほかの動物、生活音、動物病院など)を受けていろんな事を経験していきます。特に生後7週目までにたくさんの人に接触すると、人への恐れがとても少なくなります。

ここまではよく知っているお話でしたが、このお話にはまだ続きがありました。

生後半年までこれらの刺激を与え続けないと忘れてしまう・・・!!とのこと。

0歳の時は2回のワクチン接種がありますが、その時だけでなくたまに病院での体重チェックや爪切りに来てもらって刺激を増やすと良いとのことです。

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そういえば、当院の看板猫すずも1歳になるまでは待合室で患者様に触っていただいたりしたおかげでしょうか、まあまあ良い子です(親バカです)。

昨日は節分でしたね。

こんにちは、院長の平山です。

もう2月ですね、早く暖かくなってほしいものです。

さて、昨日は節分でしたね、皆さんは豆まきをしましたか?

当院でも豆まきをしたのですが、看板猫のすずが豆を追っかけまわして大変です。

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最後に今年も鬼役になってもらいました。

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ちょっとすねていたのでご褒美には猫缶でした、お疲れ様。

あけましておめでとうございます

新年、あけましておめでとうございます。

12月31日は仕事納めの日だったので、家で夜更かしして楽しくお酒を飲みました。

当院の看板猫すずも私たちにお付き合いして夜更かし。

今日は一日寝正月を堪能しているようです。

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かなりぐっすり寝ています・・・。

今年も動物たちの健康を見守っていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。