おととい、年一回の受講が義務付けられている動物取扱責任者研修がありました。
この歳になると、3時間講習を受けるのは少ししんどいですが、しっかり勉強して来ました。
今年は、災害時の動物の管理についての講義があり、阪神大震災を経験した私にとって、とても興味深い内容でした。
行政が全て何とかしてくれる訳ではありませんので、自分でできるペットとの防災準備が必要ですね。
そんなわけで、早速、インターネットで防災グッズを調べている私です。(笑)
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昔に比べて猫も長生きになったといわれています。
お年寄りの猫ちゃん、久しぶりに病院で体重チェックするとかなり痩せてることがあります。
私「元気や食欲は大丈夫ですか?」
飼い主さん「年の割には元気で、よくご飯も食べます。でも最近痩せてきたし、年のせいかなぁ?」
皆さんもお家の猫ちゃんで思い当たることはありませんか?
じつは猫の病気に甲状腺機能亢進症というホルモンの病気があります。
甲状腺ホルモンは体の様々な組織に作用し、その代謝を活発にします。
しかし、過剰になりすぎた甲状腺ホルモンは無理やり代謝を活発(わかりやすく言うとエネルギーを無駄遣い)にしてしまい、体重減少や心拍数の増加を引き起こします。
高齢の割には元気も食欲もあるため一見健康に見えますが、放置しておくと筋肉の量が減り、体重が落ちていきます。
進行することによっておしっこの量が増え、嘔吐や下痢を引き起こし、心臓の負担が大きくなり、最終的に命にかかわることになります。
もし、お家の猫ちゃんで最近痩せてきたのが心配だということがありましたら、ぜひ一度、ご相談ください。