当院の看板猫(ほとんどスタッフルームで寝ていますが・・・)のすず。
混合ワクチンの接種の時期になりました。
すずは屋外へは出ませんし、他のネコちゃんとの接触もありませんが、環境中のウイルスによる感染症を
予防するために、3種混合ワクチンを注射しています。
一通りの健康チェックも済み、体調も万全でしたので、無事注射を終えることができました。
ちょっと恨みっぽい目つきでにらまれてしまいましたが、これもすずのため。
しばらくするとスタッフルームで大あくびです。
〒651-0062 兵庫県神戸市中央区坂口通4丁目2-21
7月も後半です、暑いですね。
暑くなると増えてくるのが皮膚病なのですが、その原因の一つにノミの寄生があります。
当院でも、体がかゆいワンちゃんやネコちゃんを診察しているときに見つけることがあります。
皆さんは本物のノミって見たことありますか???
こんなのがワンちゃんネコちゃんの体の上を猛スピードで駆け回ります。
顕微鏡で拡大すると・・・
毛をかき分けたときに1匹でも見つけたら、駆除しますので病院に来て下さい。
卵や幼虫はもっとたくさんいるはずです。
でも、本当は毎月1回ノミがつかないように予防をするのが一番のおすすめです。
ノミ予防のお薬は、背中に塗るタイプ、飲み薬タイプ、おやつタイプと様々です。
しっかり予防していきましょう。
こんにちは、院長の平山です。
皆さんのおうちのワンちゃんやネコちゃんはいつもどんなフードを食べていますか?
ご存知の通り、動物病院でも買うことができるフードが存在します。
ですが、動物病院で取り扱うフードの種類はとても多くなっており、すべてを在庫することはできません。
当院の患者様の場合は、事前に注文をいただいてから入荷後お渡しさせていただく形になっています。
ギリギリでなく、まだフードの残りに余裕があるうちにご注文をお願いします。
先日、当院の動物看護士の橋本がロイヤルカナン社の栄養管理アドバイザーの試験に合格しました。
患者様のお悩みにお答えできるよう、今後も努力していきますのでよろしくお願いします。
われわれ人間が食後に歯を磨くことはすでに習慣になっています。
では皆さんのお家にいるペットは歯を磨いていますか?
「最近、口の臭いが気になるなぁ」とか「歯石が付いているんだけど、どうしたらいいのかなぁ」とか、
お悩みの飼い主さまは多いと思います。
歯石は付着してしまうと麻酔をかけて除去しなければ完全にきれいにはなりません。
特にイヌは歯石ができやすい成分の唾液を持っていますので、数日で歯石が付着しにおいを発することもあります。そのまま放置すると歯肉が弱り、歯が抜けることになります。
歯石の付着を予防するため、やはりはみがきは大切だと思います。
出来れば毎日してもらうと効果的です。
うちの猫のすずも歯磨きしています。
ちょっと嫌そうにしていますが、慣れればへっちゃらです。
はみがきの方法でお悩みの方は、一度ご相談ください。
最近かなり暖かくなってきましたね。 暖かくなるといえば、ワンちゃんたちは5月初めからフィラリアの予防がはじまっています。 毎月一回お薬を飲ませてフィラリアを予防しましょう。感染すると命にかかわるとても恐ろしい病気です。
皆さんはフィラリア予防薬を飲ませる前にワンちゃんの血液検査が必要なのを知っていらっしゃると思います。 フィラリアは蚊が運んでくる寄生虫です。ヒトでいうサナダムシやぎょう虫のように腸の中に寄生するのではなく、 心臓の中に寄生します。その結果、心臓病と同様の症状を引き起こし、放置するとワンちゃんが死に至ります。
もし、フィラリアに感染したワンちゃんがそのことを知らずにフィラリア予防薬を飲むとどうなってしまうのでしょう? フィラリアの成虫は血液中に幼虫(ミクロフィラリア)を産みます。そのミクロフィラリアが大量にいる時に予防薬を飲むと、 ミクロフィラリアが急に大量に死滅します。その結果、死滅した虫体による有害反応が起きてしまいます。
そういうわけで、1年に一回のフィラリア検査が必要なんです。
ちなみに、皆さんは「忠犬ハチ公」をご存知ですか?渋谷の駅前で飼い主の帰りを待ち続けたというお話が有名です。実はハチ公の死因の一つは慢性犬糸状虫(フィラリア)症でした。現在でも東京大学の農学資料館で実物を見ることができます。今も昔も恐ろしい病気ですね。
ワンちゃんを恐ろしい寄生虫から守りましょう。