神戸市中央区の動物病院 ひらやま動物病院です。

ひらやま動物病院は神戸市中央区の犬・猫のための動物病院です。

〒651-0062 兵庫県神戸市中央区坂口通4丁目2-21


TEL.
078-221-3711 専用駐車場3台有
ブログ
院長のブログです。日々の診療で感じたことや、大切なことを書き綴っていきます。診療以外の出来事についても載せることがあります。

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開院して4年たちました。

7月15日は当院の開院4周年になります。

神戸に開院して、皆様に支えていただき、4年間動物たちの健康を見守ることができました。

なんだか、いろいろなことがあったような、あっという間だったような・・・そんな感じです。

7月に入ってから患者様からお祝いを頂きました。

夏らしい元気なひまわりが、私たちを元気にしてくれます。

これからも、精一杯動物たちの健康を見守り続けていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

 

そうそう、受付の名刺入れが可愛らしくなりましたので、ちょっと受付をのぞいてみてください。

 右側ですよ(笑)。

チェリーアイ

皆さんはチェリーアイというのをご存知ですか?

サクランボみたいな目?何だか可愛らしい印象ですが、実は違います。

犬の眼には第三眼瞼(瞬膜ともいいます)という構造があり、そこには第三眼瞼腺という涙を作る器官が存在します。その第三眼瞼腺が外に飛び出してしまった状態がサクランボのように見える事から「チェリーアイ」と呼ばれています。

飛び出した第三眼瞼は場合によっては目の表面を刺激し、角膜炎や結膜炎を引き起こします。

 ←右目のチェリーアイ

では、なぜチェリーアイになってしまうのでしょうか?

チェリーアイの原因には先天性(生まれつき)と後天性(後からなってしまう)に分類されます。

先天性の場合は、成長していく途中(生後6か月~2歳齢くらいの若い犬)に発症してしまうことが多く、アメリカン・コッカー・スパニエル、イングリッシュ・コッカー・スパニエル、ビーグル、ボストン・テリア、シー・ズー、ペキニーズなどで発症が多い傾向にあります。

チェリーアイの治療は基本的には手術で飛び出した第三眼瞼を元に戻すことになります。また、飛び出した第三眼瞼が小さければ、抗炎症薬の点眼などの投与で落ち着くこともあります。

 ←手術直後

しかし、長期間放っておいてしまうと慢性的な炎症を引き起こし、手術しても回復が難しくなったり再発しやすくなってしまうことがあります。

もし、お家のワンコがチェリーアイになってしまったら、症状がないからといってそのままにせず、早めの受診をお勧めします。

幸運の・・・

今日は5月4日、世間はゴールデンウィークですね。

当院も午後は休診でしたので、お昼過ぎに近所にふらっと散歩に出かけました。

今頃って道の隅っこにクローバーがたくさん生えていますね。

いつも四葉のクローバーがないか探してしまうのは私だけではないはずです。

(残念ながら、近眼のせいか運がないのか自力で見つけたことはほとんどありません・・・)

 

しかし、一緒に行った家内はすぐに四葉を見つけていました。

Yotuba

三つも・・・。

たくさん生えていましたので、動物たちの幸運を祈っておきました。

 

しかし、なんかうまく見つけるコツ、あるの?

ネコも夢をみる?

先日、患者さんとこんなお話をしました。

 

患者さん「寝ていて夢を見たとき、それが夢だとわかるときがあります。」

私「すご~い、私は夢を見ているときに、それが夢だと気づいたことが一度もありません・・・。」

夢、よく見るのになぁ~。一度でいいから「あっ、これ夢だ!」と気付いてみたいものです。

皆さんはどうですか?

 

じつは、イヌやネコも夢をみることがあるそうです。

寝ている時の脳波の動きや眼球の運動状態などからそのように考えられています。

おうちのワンコやニャンコは寝言を言ったり、時々足を小さく動かしたりすることはありませんか?

 

うちのすずも寝ている時に足先がピコピコ動くことがあります。

suzuneru

楽しい夢をみているようです。

狂犬病の予防接種について

神戸市に登録されているワンちゃんのご家庭には4月になると神戸市から「狂犬病予防接種」のお知らせが届きます。

「狂犬病」という病気。ご存知の方も多いと思いますが、今一度この病気についてお話します。

狂犬病はウイルスが感染し発症する病気です。狂犬病という病名ですが、犬だけでなくヒト、ネコ、アライグマ、コウモリ、ウシやブタなど全ての哺乳類に感染します。

感染した動物に咬まれてしまうと唾液などに含まれるウイルスが傷口から侵入します。もし発症してしまうと治療法はありません。死亡率はほぼ100%です。

現在のところ、狂犬病は日本での発生は確認されていませんが、日本以外のアジアの国々では多く発生しており、世界中で1年間に5万9千人が亡くなっています。

 

当院では神戸市の集合注射と同じ料金で狂犬病予防接種をおこなっておりますので、神戸市から届いた狂犬病予防接種のおしらせを必ずご持参ください。(狂犬病予防接種が初めてのワンちゃんは神戸市への登録も可能です。)