もう知ってるよっていう患者様いらっしゃるとは思いますが、改めて告知をさせていただきます。
9月から診察時間を変更し、毎週木曜日を休診日とさせていただきました。
定期的に行われている勉強会に参加したり、病院の設備を見直したり、ちょっと遠くへ遊びに行ったり(笑)。
と、いうことで、診察券が新しくなりました。
新しい診察券は診察にいらっしゃった時にお渡ししています。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
〒651-0062 兵庫県神戸市中央区坂口通4丁目2-21
10月になって、少し肌寒く感じることも多くなりましたね。
この時期多いのが、「うちの子がお腹をこわしました」という患者様です。
季節の変わり目によるストレス?気温の低下による影響?散歩中に何か変なもの食べちゃった?
考えられる原因はたくさんありますが、おなかのバランスを崩してしまい、下痢だけでなく食欲不振や吐き気がみられることもあります。
また、中には単純な原因でなく、深刻な原因の下痢のこともありますので、注意が必要です。
ペットのお腹の調子が悪い時は、早めの受診をおすすめします。
当院におかかりのワンちゃん。
少し前から、お腹の皮膚にアザのようなものがでてきたとのこと。
飼主様 「かゆみは無いし、気にしてもいない。ぶつけたわけでもないのに何でしょう?皮膚病ですか?」
私 「!!、これは、皮膚病ではありません。血液検査をしましょう。」
検査の結果、血液の細胞の一種である血小板がほとんどないことが分かりました。
血小板は様々な病気が原因で減少することがあります。全身の検査の結果、免疫介在性血小板減少症という病気であることが分かりました。
この病気、自分の身を守るための免疫という働きがおかしくなってしまい、自分の細胞である血小板を破壊してしまう病気です。
血小板がほとんどなくなってしまったので、出血を止めることができず、おなかの皮膚にいくつも皮下出血を起こしてしまっていたのです。
この子は幸い、免疫をおさえるお薬の一種であるステロイド剤が良く効いてくれました。
徐々にお薬を減らすことができて、今ではお薬を飲まなくても大丈夫になりました。
ですが、この病気はお薬が効きにくい場合もあり、出血が止まらず命を失うこともあります。
身に覚えの無いアザを見つけたら、早めの受診をおすすめします。
ゴールデンウィークも後半となりました。
当院では5月3日から5月5日までの3日間は病院スタッフが減ってしまうので、
患者様のご来院が重なってしまった場合、かなりお時間をいただく可能性があります。
5月6日(月曜日)以降は通常のスタッフ数に戻ります。
皆様にご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承ください。